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Rumañol というラッパーがアツい

Spotify で音楽を聴いてると、たまに思いもよらない曲をお勧めしてきて面白いです。私は別に、ラップファンでもないのですが、AI が何故か El Rumañol というラッパーの Ser español という曲を薦めてきたので聴いてみました。

普通にいい曲でお気に入りボタンをポチりました。それはいいのですが、スペイン語が聴き取りやすいので、みなさまにお勧めしたいと思った次第。使ってる単語も、文法事項も割と平易なので歌詞を眺めるだけでも結構わかるんじゃないでしょうか。歌詞はこちら(自動の文字おこしシステムによるものなのか、ちょいちょい間違いがあるようですが)。

ラッパーネーム(?)やら歌詞からわかるとおり、この人はもともとルーマニア生まれのようです。で、スペインに移民として移り住んだと。

La pobreza me sacó de Rumanía 
貧しさが俺をルーマニアから連れ出した

Mi nación pero nada puede sacarla de mi corazón 
だが俺の心からは弾き離せない(sacar が原型だから la が直結してますねえ)

Soy rumano y no quiero que me odien
俺はルーマニア人、だからといって嫌わないでくれよな(接続法に注目)

この歌に限らず、スペインの歌はこういう風に社会問題に正面から切り込んだという感じのものが多いです。スペイン語の勉強にもスペイン社会の勉強にもなっていいですね。 Gracias, Spotify.

せっかくなので más の使い方を

この歌では結構な頻度で más という語がつかわれています。これ、英語の more にあたる単語なので覚えておきましょう。ついでに、que には than の意味もある、と覚えておけばなおよいです。再来週くらいに比較文の勉強しますので、いい予習になるでしょう。

La nación es más que un solo idioma.
The nation is more than just one language.
国とはたんなる言語以上のものである。

ちなみに英語の much はスペイン語でなんでしたっけ。そうです、mucho です。というわけで、mucho más は much more にあたるわけですね。 Rumañol さんも歌の中で使っておられます。

España es mucho más que una frontera.
Spain is much more than a frontier.
スペインはたんなる国境よりもはるかに大きな意味を持つ(意訳)

以上、しっかり予習しておいてくれよメーン。

攻撃性・社会性ともに皆無のファンシーなラップ

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