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Palabra del año 2020

スペイン語ファンの年末のお楽しみ、Palabra del año ‘word of the year’ が先ほど発表されました。昨年はまさかの emoji ‘絵文字’と、日本語がまさかの大賞で一部が沸いたものですが (前回の大賞についてはこちら)、今年は、

Confinamiento ‘Lockdown’

でした。ひねりがないというか、まぁ、そうなるよねというか……

Confinamiento という単語はもう辞書にあるのですが、私の愛用の辞書だと第一義は「追放」とか「流罪」でした。各辞書で第一義「ロックダウン」に書き換えられるのでしょうね。

12 のファイナリストがいたのですが、大賞を逃したのは以下の 11 でした。

• coronavirus: 解説不要

• infodemia : información と pandemia の複合による造語。コロナをめぐって情報(主にガセ)が氾濫したのは万国共通か。

• resiliencia: 多分、英語の resilience からの借用か。以外にも私の西和辞書にはそもそも掲載されておらず。「反発」とか「逆境からの回復」という意味ですね。2021 が Resiliencia の年になりますように。

• COVID-19: 消えてしまえ。

• teletrabajo: テレワーク。オンライン授業、最近ちょっと慣れてきたかも。逆に対面が怖くなってきた。

• conspiranoia: paranoia と conspiración (陰謀)の複合語。アメリカの大統領選など、陰謀論に傾倒して「陰謀ガー 陰謀ガー」と取りつかれてしまった人間が急増したのも万国共通のようで。

• un tiktok: 説明不要。小園、tiktok やってもいいけど来年はショートでレギュラーになれよと言いたい。

• estatuafobia: -fobia というのはこの組織が割と好きな造語要素。「~嫌い」とか「~恐怖症」という意味。estatua というのは「ステータス」なので、「ステータス嫌い」ということ。肩書でマウント取りたがる人間が多いのも、肩書嫌いになる人間が多いのも万国共通のようで。

• pandemia: 消えてしまえ。

• sanitarios: 普通に、「健康の、衛生の」という形容詞の可能性もあるが、今回は、personales sanitarios 「医療従事者」の略とのこと。もう Los sanitarios というだけで、医療従事者を表せて、さらにリスペクトの念をほのめかせるということ。世界の医療従事者ありがとう。

• vacuna : ワクチンのこと。果たして欧米諸国のやつは効くのか。

まあ、見事に不景気というか、コロナがらみのやつで埋まりましたね。仕方ないけど。来年は tiktok みたいな明るくばかばかしいやつばかりになることを願ってやみません。

渡辺リサの彼氏は小園海斗?TikTok動画や匂わせ画像で確定!
日本では「トリプルスリー小園」で流行語大賞を狙いたい。
つたぴのスペイン語は世界中のコロナと戦う人たちを応援しています。

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