昨日の授業後の質問カード的なものに、「あんたのよく言っている学会とは何?」という質問がありました。先週末に行ってきたばかりなのでお答えしておきましょう。特に院に行くという人の参考になれば。
言うまでもなく、我々研究者の最大のミッションは研究をして、それを論文にまとめて世に送り出してやることです。で、CDを作ったらそれをお披露目するためのライブをするミュージシャンのように、研究者は論文にするくらいの発見をしたときに、学会という専門家の集会で発見を発表するわけです。何らかの発見をする→学会で発表してみる→感触が良かったので論文にする。というパターンもあります。私は後者パターンが多いかな。ちなみに、恩師や同級生との再会の場という側面もあります。私は毎週、文春やら SPA を毎週楽しく読んでいるクチなので、休憩時間などで同業者のゴシップ的ななものがちょこちょこ漏れ聞こえてくるのを何よりの楽しみにしています。
大学院生にとってはこういう場に出て顔を売るのがとても大事で、ちゃんとしている人たちは名刺を配って回ったりしています。私はいまだに自分の名刺を作っていないのですが。
というのが先日私が行ってきた学会です。イスパニヤというのはスペインの古い呼称で、国内のスペイン関係の研究の最大手の学会です。我々が普段使っている文法の教科書を書かれた先生や今のテレビのスペイン語を担当されている先生もいらしてました。今年は拓殖大学という私のど地元にある大学開催なので、凱旋試合という趣もあって燃えました。キャンパス内に紅葉がたくさん植えられていてちょうど見ごろできれいだったな。

私はスペイン語と英語の動詞が実際にどのように使われているのかを観察して、その効率的な指導を提案する。という研究をしています。例えば、普段フォーラムではいろんなデータを紹介したり、あれこれ説明してますが、それらは一連の研究から得られたものです。今回の学会ではスペイン語の ir と英語の go が完全に別物になるケースはどういう場合か、という話をしてきました。
それは全国各地の美味いラーメンを食べるためです。特に今回はかつての庭、東京西部開催。厳選を重ね、三軒ほど回ってきました。



週末にこれだけラーメンを食べたのに、気づけば本日の昼、私は西区の至宝、安全食堂にいた。福岡で一番おいしいラーメンの一つだと思うが、今日は「うめえ……」という感想以外に、「ああ、帰ってきたなあ」なんて思いながら麺をすすりました。流石に福岡生活三年目なので、感性がかなり博多化してきたなと。昔はあんなにラーメンにゴマを入れるような人ではなかった、私は。

