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Barcelona Gypsy balKan Orchestra というバンド

新しいもの好きなので、 Spotify のプレミアムに加入しているのですが、年末ということもあり、私の普段聴いている音楽のジャンル別鑑賞時間をグラフにしてくれました。「わし、スペイン語の先生だし、ラテン音楽が一番長いんやろなあ」と思ってよく見てみると、

Dance Pop などというジャンルを結構聴いているあたりに陽キャへのあこがれがにじむ

なんと、バルカン・ブラスというジャンルが最も長いという結果が。確かに私はバルカン音楽、というか、ジプシー音楽が大好きなのですが、まさかスペイン語音楽よりも聴いているとは。そんなわけで、今回は、Barcelona Gypsy balKan Orchestra というバンドを紹介。

ジプシー音楽とヨーロッパ

日本ではあまりなじみがないのですが、ジプシー音楽というのはヨーロッパでは一大ジャンルです。Spotify が Balkan brass というカテゴリーを設けているように、バルカン半島、特にセルビアのあたりが本場とされます。が、音楽的に楽しすぎるということで、スペインをはじめ、ヨーロッパ各国にジプシー音楽のバンドなり歌手なりが多数存在しています。スペインはたぶん、ジプシー音楽がかなり盛り上がっている方だと思うのですが、その中でも私が特に好きなのが、Barcelona Gypsy balKan Orchestra というわけです。ジプシー音楽と聴いてもピンとこないでしょうから、以下の動画を観てください。だいたいこういう感じの音楽です。

キューバのチェ・ゲバラを称える歌のジプシーアレンジ

この圧倒的な技巧と独特のリズム感がいいのだな。ちなみに、バルセロナのバンドだけあって、↑の動画では MC がカタルーニャ語だったり、カタルーニャ語の歌を多数出しています。もちろん、バルカン諸国の歌をそのままの歌詞で歌っているものも。そういう意味でも面白くていいですね。Gallo rojo, gallo negro. Lule lule, Od Ebra do Dunava あたりの曲もヘビロテしてます、私。

おまけ バルカン音楽入門

専門家ではないので詳しくは知らないのですが、バルカン音楽が一気に世界的ジャンルになったのは、Goran Bregovic という人の貢献が大きいそうです。ユーゴスラビア紛争をテーマにした映画「アンダーグラウンド(これはこれで超名作なのでぜひ見て欲しい)」の音楽を担当したのが Bregovic 師匠なのですが、これがとても印象的だったという。この映画にも使われている代表曲、カラシニコフは世界各国でコピーされています(スペインでは Boikot というパンクバンドがコピーしている)。私も心から尊敬しているアーティストなのでぜひぜひ。

私が座ったまま授業するのはこの人の影響

おまけ 2. 日本のジプシー

ちなみに、日本にもジプシー音楽のバンドないし、影響を強く受けたミュージシャンはいます。そのなかでも私はチャラン・ポ・ランタンが好き。逃げ恥の「じゃない方」のテーマソングを担当していたことでも有名ですが、本業はかなりジプシーよりで、ライブなどに行くと上記の Bregovic 先生のコピーを演奏したりしてくれます。先日、鳥飼八幡宮のお祭りに来て無料で一時間ほど演奏してくれたのには驚きました。よく九州でもライブをしているのでいってみてください。絶対楽しいですから。

この人たちの影響でアコーディオンを習いたい願望が強い

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